人工透析に来る患者さんは、週に3~4日、1日4時間程度の透析を行います。その際シャントと呼ばれる増設した血管に穿刺しますが、長い期間針を刺したり抜いたりする行為が続くため、ミスをしないようにしなければいけません。
初見の看護師には、透析用の針はとても太いので衝撃を受けることもあるでしょう。最初は恐怖を感じるかもしれませんが、患者さんにとっては新人看護師もベテラン看護師も同じです。早く慣れるよう、練習を重ねておくことが大切です。また人工透析の機械の使い方も、臨床工学技士から指導を受けます。なぜなら、機械操作により人工透析を管理することも看護師の仕事だからです。専門的技術になるので最初は大変かもしれませんが、毎日繰り返すことで機械操作もスムーズにできるようになるでしょう。
透析室では、人工透析の時間が決まっています。患者さんもスタッフもシビアに時間を管理して動くので、特に透析時間の開始と終わりは、時間管理に追われることもあります。透析中は、患者さんの血圧の変化が激しいです。気分が悪くなっていないかなど、患者さんの状態を注意深く観察することが大切です。
また、生涯的治療のため同じ患者さんが長く通ってきます。看護師は長く関わることになるため、患者さんに寄り添い、より良い人間関係を築くことが重要になります。患者さんの訴えや不安に耳を傾け、共感の姿勢を示すことが大切です。一方的な指導ではなく、患者さんの気持ちを理解しようと努めましょう。長期的な視点で、根気強く、そして温かい心で接することで、患者さんとの信頼関係を築くことができるでしょう。
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